免疫についての基礎知識



●サイトカインの役割
サイトカインは免疫系が正常に働くように、細胞間の情報の交換・伝達、細胞の分化、増殖、抑制などに関わり、生体の恒常性維持に重要な役割を果たす物質です。
サイトカインはタンパク質の一つで、T細胞やB細胞、マクロファージなどから合成され、インターフェロン、インターロイキンなどの種類があります。
風邪を引いたときに発熱したり、運動した時に発汗するのは、インターロイキンが脳の発熱中枢に働いて誘導しているからです。インターフェロンは、ガン細胞やウイルスが増殖するのを押さえたり、T細胞の働き過ぎを押さえたりします。


●フコイダンは免疫細胞を活性化させる
フコイダンは免疫力を強化することによって、いつまでも健康な体を保つために有効な栄養素といえるのです。
そもそも免疫力というのは、体外などから体内に侵入してきた病原菌やウィルスなどの不必要な異物を排除してくれる役割を持っています。
フコイダンはモズクやワカメ、メカブ、コンブなどの海の野菜といわれる海藻類に多く含まれているヌメリ成分の一つで、水溶性食物繊維の一種です。
元々海藻の周りを覆っている物質で、海藻を外部の色々な敵から守っています。
この機能は人間にもあり、口の中や、鼻の中など、色々な場所に粘膜があり、私たちを雑菌やウイルスから守ってくれています。


●免疫力を上げるビタミンやミネラルを含む食べ物
ビタミンやミネラルを含む食べ物は免疫細胞を刺激して、免疫力を上げてくれます。ビタミンA(βカロチン)を含むカボチャやホウレンソウ、ニンジン、明日葉はリンパ細胞の働きを高めてくれます。ビタミンB6を含むイワシやマグロ、レバーといった食べ物は免疫グロブリンと呼ばれる抗体の元で、ビタミンCを含むブロッコリーやピーマンはマクロファージを活性化させ、ビタミンEを含むアボガドやモロヘイヤは、B細胞の増殖を促進します。また、牡蠣やホタテ、うなぎ、豆類、海藻などの食べ物に多く含まれる亜鉛はT細胞の働きを強化し、ゴマや貝に含まれるセレンは抗体産出を高めてくれます。