
●腸内の細菌のバランスを保つと免疫力が高まる
腸内には数多くの細菌がいます。体調を整える善玉菌の乳酸菌やビフィジス菌、腐敗や発癌物質を作るウエルシュ菌や大腸菌がいます。善玉菌を増やして腸内のバランスを良くすると抗体が多く作られ、免疫を活性化します。
また、食物繊維は腸内の有害物を排泄してくれますので、腸内がきれいになって、善玉菌が増えてきます。食物繊維には血液中のコレステロールが増えないよう調整する働きもあります。
食物繊維には、水に溶けない不溶性食物繊維と、水に溶ける水溶性食物繊維に分類されます。
不溶性食物繊維は、大腸で水分を吸収して膨れ上がり、腸を刺激してぜん動運動を活発にしたり、腸壁にこびり付いた便を掃除してくれる働きがあります。
一方、水溶性食物繊維は水に溶けやすく、有害成分や不要物を包み込み、体外へ排出する働きがあります。
●最初の生体防衛(初期防衛)
皮膚、眉毛、鼻毛、まつげや粘膜(気管支・消化器官・鼻・口・のど・膀胱・尿道など)、唾液、鼻水、涙などの分泌液が、異物の侵入を防いでいます。
吸気に混じって侵入した微生物を気道の繊毛が殺菌し、感染から防衛しています。くしゃみや咳は異物を外に追い出しているのです。汗や尿は異物を外に流し出します。分泌液や粘液に「殺菌物質リゾチーム」が含まれています。また、胃で分泌される酸も食物中の細菌を殺菌します。
●体を温める食べ物で免疫力を上げる
免疫力を上げるには、体を冷やしてはいけません。低体温の人は特に体を温める食べ物を意識して食べるようにしましょう。体を温めてくれる食べ物というは、陽性の食べ物、と言われています。風邪のときによく食べるといいと言われるしょうがやねぎ、にんにく、梅干し、ゴボウやニンジン、ヤマイモ、レンコンなどの根菜類、みそやしょうゆ、たくあんなどの塩辛い食べ物などが陽性の食べ物と言われるものです。また、杏やオレンジ、栗、くるみ、松の実、桃、ココナッツ、ライチなどの果物やナッツ類なども、体を温め、免疫力を上げる食べ物です。